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アオバセセリ

日本で青緑色の翅を持つセセリチョウはこの一種だけとのことです。幼虫の食べ物はアワブキなどの葉っぱ。それを折畳んだり、丸めたりしてその中に隠れて暮らすそうで、終齢幼虫は派手な美しい衣装を纏っています。

黒地に薄黃のラインは糸を巻けば良いだろうと、手持ちの木綿糸を使ったところ、艶がないし毛羽立つので絹に変更。手縫い9号とボタンホールに使う穴糸の二種類を買ってきて試してみました。薄黃と薄黃の間にも黒い糸を挟んであります。これは糸が折れ曲がるのを防ぎ、自然なカーブを描くために入れたのですが、面倒な作業でした。

黄色い縞と縞の間にはブルーの絹糸の玉結びが並んでいます。横顔にも黒糸で二箇所。正面からだと黒い点が五箇所にあります。しかも葉巻のように巻いた葉っぱから五つの黒点が見えるように赤い顔を覗かせるのです。そのココロは…?不味いテントウムシに擬態しているのだろう…と言うのはニンゲン達の解釈。