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虫の額装

ヨコハマハンドメイドマルシェが間近と言うのに、5月は新作を作る時間もなく、どうしたものかなぁ? せっかく多くの方の目に触れる機会なので、クリアBOXに入れて並べるだけでなく、小さな額装にして飾ってみよう!…という話です。

こちらはキャンドゥの108円の木製額。大量生産だから出来るのでしょうけど、額縁板の内側部分が外側より薄く削ってあり、ただ45度で板を突き合わせたのと違い、高級感がありますね。裏の角もちゃんとL字の金具で固定されています。

まずは裏板と同じサイズに紙を切ります。あまり薄くても頼りないし、ボール紙は色気ないし…水彩画用の紙がいいですね。Archesの水彩紙なんかがぴったり。他に使うのは、ストローと細いワイヤーです。  次に虫が真ん中に来た時、ブローチピンの針が来る位置の上下に千枚通しで穴を開けます。ストローはブローチの針より少し短くカットし、中にワイヤーを通して先ほどの穴に潜らせます。

裏で上下の穴から出た二本のワイヤーを一緒に捩って止めます。そして表のストローにハサミで切れ目を入れ、ここにブローチの針を差し込み固定します。回転ピンの部分をストローの上に持って来ることでずり落ちる心配はありません。

額に入れると虫に高級感が出たように思うのは気のせいでしょうか? 小さな繊細な虫たちは、Tシャツの胸などに付けると人間の動作に伴い知らず知らず、触角や脚が曲がっている事があるのですが(簡単に指で直せますが…)額装して部屋に飾れば安心です。

長方形の額は木粉を成形したようで、ちょっと重いです。まあチリアジャコバエが額装にぴったりくるのは想定通り。

こちらのシンジャサン幼虫だって負けていません。いかがでしょう? イモムシは美しい芸術品だということが伝わると嬉しいのだけれど。

大きな蝶の入る適当な額は見つからなかったので、木製トレーに吊カンを付けて額にしました。これもブローチピンをストローで挟んであるだけなので、ワンタッチで取り外し⇔取り付け可能です。