2017.5.27に横浜で開催されるハンドメイドマルシェに参加するためにきれいな虫のブローチを作りました。
ミヤマカラスアゲハのシルエットには鮮やかなブルーの布をくるみました。胴体部分にも薄いブルーを使ったら、なんとも涼しげになりました。
こちらナミアゲハの型には、押絵の人形に着せるおもちゃ尽くしの布を使いました。よく見ていただくと翅の部分に、関取や打出の小槌などの細かい柄が入っているんですよ。
ペイズリー柄の蝶はジャコウアゲハがモデルです。勾玉模様が幼虫の食べるウマノスズクサを思い出させるのでぴったりだと思います。
古いファイルから見つけた胡蝶の型には、豪華な刺繍の帯地を使いました。大きい方の蝶は翅を拡げた上の部分が18センチもありますが、軽いのでブローチとして使っても問題ありません。
シロチョウの型には、一枚の翅ごとに招き猫、鯛車、犬張り子など、可愛らしい和の柄が入っています。帯留にしても良いし、Tシャツに付けても合うでしょう。
コガネムシは翅が小さすぎて、翅一枚に一柄という訳にもいきませんが、和の雰囲気は出ていますね。
色味を抑えたのも上品な感じ。二枚の翅の上の真ん中部分(小楯板)にはスワロフスキーやパールを貼り付けてあるので、角度によってキラリと光ります。
カメムシには背中に一つずつ、模様を背負わせました。金襴地は桜の文様、一越ちりめんには花菱文様が入っています。

アブラゼミを作りました。前回作った時より努力したのは背中の白い模様を胡粉でリアルに描き込んだことです。
ですが、残念なことに大島紬の翅を貼り合わせると見事に隠れてしまいました。
ほぼ実物大の蝉を帯留にしたら…インパクトありそうですよね。
口には邪魔にならない折りたたみ可能なストローがついています。
今回の脚はソフトワイヤーを使用しました。実用性を考えると簡単に曲げ伸ばしできる材料が良いかなあと思い変えました。






