ぽかぽか陽気なのにコロナで落ちつかない2020年の春、ギフチョウを作り直したい気分になりました。
サイズを出来るだけ小さくして本物に近づけるのが目標です。
型紙の数は21枚に減らしました。模様はもっとずっと細かいのですが、あとは絵付けでカバーします。
厚紙に薄く綿をのせ、絹の布で包みました。
これはステンシル用のシートです。色を変えたい部分の型をデザインカッターで切り抜きました。 ☚ この作業が苦手です。上手い方によると「カッターを握った右手を動かさずに左手で下のマットだけ動かすの」だそうですが…出来ませ〜ん。修行中です!
使用した絵の具は、3つの会社のこの6種類です。ステンシルした後で熱を加えるタイプと、そのままで良いものとがあります。どの会社の製品が使いやすいか検討中です。
ステンシル後の写真を撮り忘れたので黒い布をくるんだ体幹部にビーズの眼と、細ワイヤーの触角を付けた前後の様子です。
次はこの体幹部をそれらしく見せるために最近始めたフェルトの肉じゅばん作りです。材料はウールの原毛を黒と黃に染めたもの。水で濡らして、少し石鹸を付けた手で撚って丸めて、頭、胸、腹のような形を作ります。
よく乾いたら適当にハサミで切って、頭部、胸部、腹部を貼りつけました。
絵付けして組み立てておいた翅の上に、体幹部をのせたら…すっかりギフチョウらしくなったようです。
裏側はこんな感じです。裏革にはあらかじめワイヤーで作った脚が通してあります。
裏革の中にはこの小さな強力マグネットをひと粒埋め込みました。
こんな風に壁にとまらせたてみたかったからです。なんかホンモノの蝶みたいです〜💞
好きな場所にあらかじめ画鋲を挿しておけば、蝶を自由な向きでとまらせることができます。鋲のあとは残っちゃいますけどね。
右が本物の標本です。このスタイルも作りました。
そしてこれが以前作った大きめブローチタイプです。ずっと気になっていた体幹部を、モフモフに作り直せてやっとスッキリしました。