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セスジスズメ 幼虫

セスジスズメの幼虫です。幼虫を作る時は、たいてい終齢を作るのだけど黒地に複雑な線が入っていて大変そうなので、その手前(4齢)です。ま、特徴的なので、お好きな方にはわかるでしょうから…

しかし、型紙は単純だけど7つの目玉模様はカッターでくり抜いて、裏から黃と朱の布を引っ張り出さねばならないので、ちょいと厄介かも?

丸が小さいのでハサミが使えません。オルファのカッターで、綿も布も一緒くたに米印に切り込みました。そしてヘラの代わりに千枚通しで少しずつ黒布を折り返し、ボンドでとめていきます。

黒布の中の丸、七つの処理が終わったら、裏から黄色と朱色の布を当てます。そして丸めた綿で布を押し込み、表にかえして見ると…☟

それらしくなって来たかな!?

中の丸が表から見て、ふっくらと良い感じのところで裏打ちします。そして背中とか脚とか、四方を型紙通りにくるみました。

前脚のワイヤーには朱色の絹糸、胸部の小さな丸(大嫌いな玉結び)や尻尾の付け根は黄色い絹糸を使いました。尻尾にはブローチピンと同じ位の太さの黒いワイヤーを使用。先には胡粉を付け接着剤でコートしました。

セスジスズメの幼虫は前進する時に、この尻尾を前後にぴこぴこ動かして調子をとるのですよね。よくサトイモの葉の上で見つけたものです。