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アオバセセリ幼虫-2

アオバセセリの幼虫が減ってしまったので、ほんの少しリニューアルして作りました。

まあほぼ一緒だけれど、頭をちょっと左に向け顔がよく見えるようにしたのです。「何だ!それっぽっちか…」と言われそうですが、オンコの実(イチイとも言う。ちょうどこんな赤の小さな実)ほどのパーツに苦手のチェーンナッツステッチを今までの倍の4つ❣…も刺したのですよ。一応、表情も考えながらね。 でも、仮付したら物足りなさを感じて右下にだけ単眼の玉結びも付けてしまった。結局、胴体の青い玉8つと計13個も針を使い肩凝りました〜

これ、春だから出来たのですな。乾燥している冬は指のしわに糸が食い込んで辛く、仕事にならんのです。平成最後の虫はコレで決まりかな!?

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アカボシゴマダラ 幼虫

新芽の動き出す頃、花衣をまとったようなオシャレなアカボシゴマダラの幼虫が見られます。今年も出たかな?と、T氏宅を訪ねた際にエノキを探してみると…居ない。

…と言うか、数年前、自宅エノキでの繁殖を確認した頃(↑写真は2016.4)は夢中で観察してらしたのに、生態系被害防止外来種なんて有り難くないリストに載せられ、頻繁に見かけるようになり、すっかり熱も冷めたご様子。それでも「あそこなら必ず居る」と言う他人の畑にずんずん踏み入り、貧弱なエノキの枝を探すと、さすが師匠❢ 3秒で見つけました。

これは枝に登って一度脱皮した姿だそうで、まだ枝そっくりのグレーの幼虫も3〜4頭いました。

そう…元々、居ないはずの蝶々が増え、(左の)オオムラサキと植草エノキがかぶっているのは、由々しき事態です…が、幼虫好きの私としては、だけどアカボシさんに罪はあるの?…と思ってしまいます。

新芽の時期以外は、そっくりな幼虫の見分け方は、背中の突起の大きさです。オオムラサキ(左)が4対計8本同じサイズなのに対して、アカボシゴマダラは上から3番目の2本が外の6本より大きくなります。そして顔も違いますね。緑と白の位置が反対になっています。これからアカボシの運命はどうなるのでしょう?増え過ぎないことを願います。

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アオバハゴロモ

月にふたつは新作を作るのを目標にしてますが、なかなか思うようには行きません。このアオバハゴロモも手こずりました。たぶん数年、もだえてました。でもその甲斐あって、自分でも気に入ったものができました。

まず、アオバハゴロモの青みがかった翅の下に胸や腹が透けて見える感じをどうやったものか!?…ずっと悩んでいました。いつも通りに綿を詰めてから絵の具でぼかすと、どうも違う気がしたのです。

試しに胸と腹の部分に黄色の羊毛を丸めて入れてみました。うん、中から少し黄色が透けて、黄緑色に写っていい雰囲気です。

目玉は極小オフホワイトのビーズをを使いました。なかなか可愛いね。

脚は一番前の二本だけ付けて、あとはお腹の下に畳まれて見えないことにしました。それと赤紫の絵の具を背中と翅の後ろに少し入れて組み立てます。

茎を挟んで2頭がくっついているタイプも作りました。茎は革です。ちょうどいい色に染めたものが売っていました。

互い違いに10頭くらい並んでいると楽しそうですが、そこまでの気力はないのでこの辺で…。