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papilio natewa(パピリオ ナテワ)

2017年にフィジーのバヌアレブの太平洋の島で見つかり、2018年10月30日に新種のアゲハであることが確認された蝶です。

アゲハチョウサイズの新種でまだ未発見のものが居たなんて、自然が好きで蝶々を追っかけ回している多くの人達のため息が聞こえてくるようですねぇ。標高250mほどの森の中で暮らしているので、今まで発見されなかったようです。

そのうちに詳しい生態が明らかになるのでしょうが、イモムシはどんな顔をしているのやら?何を食べているのやら?気になるなあ…

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エリサン幼虫

トゲトゲの多さに、つい後回しにしていたエリサン幼虫をなんとか年内に形にすべく覚悟を決め着手しました。

型紙はこんな具合です。この時は前脚3本はワイヤーで作るつもりだったけれど、華奢になり過ぎたので後で、型紙を追加しました。

ボール紙の型の上に綿を乗せたところです。

絹の布に、綿を乗せた型を置き、貼りしろをとって、カットしました。この状態でボール紙にボンドを塗り、コテで貼って行きます。

ひとつずつ布を貼って表に返したところ。次に型紙通りにパーツを並べて隣同士を接着して行きます。

幼虫らしくなってきました。ところで型紙は何やらごちゃごちゃ描いてありますが、上2列の✕印は後で穴を開けトゲトゲを出す場所のマークで、下の丸印は墨で黒く描く印です。

トゲに行く前に目玉を絹糸の玉結びで作ります。首周りに青い玉結びで飾りをつけます(個体によって有ったり無かったりするようですが、アクセントにいれました)

トゲトゲ作りの準備です。白い細ワイヤーと、絹の布を使います。こよりを作るように布をワイヤーに巻きつけます。

2列✕10本=20本作りました。これを胴体開けた穴に挿し込んで行きます。

トゲが出来たら前脚作り。似ていますが、これはワイヤーだけでなく綿も入っています。

前脚を付け、お腹の側に黒い点々を描き、裏にブローチピンを付けて出来上がりです。

なんとか年内ギリギリセーフで、清澄白河のワイルドシルクミュージアム http://www.wildsilk.jp/ に納品して来ました。

エリサン幼虫正面顔も置いて来ました。

そして本日、エリサン幼虫には会えなかったけれど、山のような繭の処理を見て来ました。

これはエリサンの健康な繭たち。このままだと過密で羽化不全を起こすので一つ一つバラバラにします。

例えばこの塊をほぐしてみると…

なんと18頭の集合住宅でした。

このまま羽化させても良いそうですが、なるべく繭を壊さないようにしながら蛹を取り出します。ごく稀に双子がいるそうです。

こんな具合です。なんと作業中、別の双子ちゃんと、管理人さんもびっくりの三つ子❢←初めてだそうです。

真ん中の緑は前蛹ですね。珍しいものをいっぱい見て思いっ切り楽しんで来ました。

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三原色のカミキリ

名古屋のクリマが目前に迫るなか、ぎりぎりでカミキリ三種作りました。左からキイロトラカミキリ、ホシベニカミキリ、ルリボシカミキリです

キイロトラカミキリは毎年、マンションの廊下で見るのですよ。去年まではもっと赤みの強い黄色で、遠目には蜂!…でちょっと警戒したのに、今年会ったのはニ頭ともレモンイエローで、てっきり違う種類かと思いました。愛らしいお目々にスリムなボディ。色も美しくお姫様みたいなカミキリです。

角度悪くオッサン顔に撮ってますかね?触角はグレーの絵の具を塗りました。脚は自遊自在というソフトワイヤーに一部、グレーの糸を巻いてあります。

青いカミキリと言えば、ルリボシカミキリ!?数年前にリビングの壁で見つけた時はびっくりして大喜びしました。ほんとうに美しいブルーをしていますが、標本にするとだんだん退色して行く…我が家のホンモノもグレーになっています。触角の黒い部分はクラクラしながら苦手なマニュキュアを付けました。

赤の綺麗なカミキリは検索で見つけたホシベニカミキリです。背中の斑点は左右非対称なのだそうです。小さくて顔も可愛いのだけれど、親子で木をかじるそうなので、顎の力は強いのでしょうね。

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エビイロカメムシ

イネ科の植物に付くエビイロカメムシを茶系のやさしい色合いで作りました。

他のカメムシと比べて触角が短めと言う特徴があります。私が間違えて、ワイヤーを短くカットした訳ではありません。

目玉は実物より、ぱっちり大きめです。これは先日、浅草橋の貴和さんで見つけたNEWビーズを使いました。

チェコビーズのファルファーレと言う、だ円の真ん中に穴を開けたようなもの。初入荷と聞いて飛びつきましたが、本当はどんな風に使うのでしょうね?

淡い色を敷くと合うってことは、淡い色合いの洋服に合いそうです。上品なエビイロカメムシ出来ました。

 

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2018 お蔵入り虫干し展

高円寺たまごの工房の新企画「お蔵入り虫干し展」に参加しています。企画展の題名が示す通り、虫だのカエルだのと言うシバリがないので、好きなものを出して良いのです。 私の場合、押絵教室用に作ったサンプルが家の中で眠っているので、これからの季節に合いそうなものをリメイクして連れて行くことにしました。

ミノムシのメインの葉っぱは大島紬の着物をほどいた布使用です。他も使っているのは絹地を使っています。

↑これらの布も絹ですが、昔着物のハギレを骨董市などで購入したものなので、ブローチピンが縦に付いているのは着物の帯留にしてもバッチリ合うはず。

半衿の刺繍が綺麗な櫛のブローチ。この写真では見にくいけれどヘビが抱いている宝珠には福寿の文字がびっしり入っています(こちらは化繊になります)どちらもインパクトありますよ。

右足を上げる猫はお金を招いているとやら。猫に小判の飾りは、サンプルの作品が化繊で出来ていたので、結局、全部作り直しました。

ひまわりを貼ったのは、無印良品のトラベル用のポケットです。渋めのひまわり、オススメです。

その他、白いバラの写真入れ、リスのリースなどなど…写真も撮らすにたまごへ搬入してしまいました。高円寺方面にお出かけの節は、よろしくお願い致します。〜9月16日迄です。